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【ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風】第21話の感想!フーゴがチームから離脱する?

2019/03/03
 
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現在テレビアニメが放送中の『ジョジョの奇妙な冒険』第5部・黄金の風。

3月2日(土)には、第21話が放送されました。

今回は第21話の感想やネタバレを含めてあらすじについて深掘りしていきたいと思います。


あらすじ

護衛チームのメンバーは船上でブチャラティの帰りを待つ。

ナランチャとミスタはチョコを取り合い、その一方でフーゴはジョルノに飲み物を取るよう頼む。

ところがジョルノが気付かないうちに、ナランチャはチョコを食べ終えており、フーゴも水を飲んでいた。

さらにジョルノの服の上にはいつのまにか猫の足跡が刻まれていた。

ジョルノはこれら事態に違和感を覚えた。

そして、上陸しているジョルノを船上から注意したはずのアバッキオが、

気付かないうちに上陸していたことで、異常事態への違和感は確信に変わった。

ジョルノはブチャラティと連絡を取りながら教会へ駆け込む。

 

一方教会内部では、ブチャラティがキング・クリムゾンの打撃で腹を貫通されながらも、ボスと応戦する。

しかし、時間を消し飛ばすキング・クリムゾンの能力で攻撃が避けられてしまい、ダメ押しとなる手刀をくらう。

ブチャラティが動けなくなったことで、ボスはトリッシュを始末しようと襲いかかる。

すると間一髪、ジョルノの能力でブローチが亀に変わり、ボスは亀の部屋に吸い込まれる。

これで逃走時間ができたことで、ブチャラティは亀をジッパーの空間に葬り去り、その間に距離を取ろうとする。

しかしボスは時間を飛ばして、ブチャラティの目の前に戻ってきた。

ボスはとどめを刺そうと打撃を繰り出すが、ブチャラティは柱に付けたジッパーを閉じることを利用して上階へ高速移動し、難を逃れた。

 

教会に駆け込んだジョルノは、倒れ込んだブチャラティとトリッシュを見つける。

そして治療を完了させた後で持ってきたパソコンを生物に変えながら遠方に投げて壊し、

仲間たちに居場所を知らせて合流する。

ブチャラティを追ってきたボスは、護衛チームが揃ったことで、顔を知られることを恐れて護衛チームを見逃す。

護衛チームはボスから、教会から逃げ切った。

 

教会を出て、無事にボートまで戻ってきた護衛チーム。

ブチャラティは、教会内で何があったのか疑問を抱くチームのメンバーにボスを裏切ったこと、ボスの真意を告げる。

そして付いてくる者はボートに乗るよう言う。

驚愕の事実に戸惑うチームの面々。

フーゴはブチャラティの正しさを認めつつ、ボスを倒すことは現実的ではないと、ブチャラティに付いていくことを婉曲に断る。

一方でアバッキオはフーゴの意見を客観視しつつも、ブチャラティへの恩から彼に付いていく決断をする。

ミスタもボスに対して勝算があると判断し、彼に付いていく。

ブチャラティは、まだ決断に迷うナランチャに来ないように忠告して、ボートは進みだした。

ナランチャは陸からボートを見守る中で、トリッシュの腕の傷に気付いた。

ナランチャはその傷を見て、トリッシュが親に裏切られたことを自分の過去と重ね、トリッシュを守る決断をする。

ミスタとアバッキオが、泳いでボートに追いついたナランチャを引き上げて幕を閉じた。

感想



勇気を与えてくれる

ジョルノと出会うまでは、ブチャラティもある意味暗殺チーム同様生殺しだったのではないでしょうか。

彼は自分が信じた組織が、自分と父親の運命を狂わせた麻薬に手を染めたと知ってはいても、反逆はできませんでした。

そんな折にジョルノと出会い、ボスを倒して組織を乗っ取ること告げられました。

この時から、ブチャラティはジョルノに勇気をもらっていたのかもしれません。

 

致命傷を負って体が動かなくて諦めかけた中でも、チャンスを見出して気力を振り絞れたのは、ゴールド・エクスペリエンスが発動したことがきっかけでした。

このセリフからは彼らの信頼関係や、ジョルノがブチャラティにとって精神的な支柱であり重要な存在であることがうかがえます。

ナランチャの決断

ブチャラティはナランチャの性格を考慮して、付いてこないよう忠告します。

ナランチャ自身も迷いに迷っていましたし、一時は付いてくるようブチャラティに命令してほしいと思考停止になってしまった。

しかし最終的には自分で付いていく決断、トリッシュを守る決断を下しました。

こうした行動は彼の仲間思いな、人を思う性格が表れています。

 

元々ナランチャは母親を早くに亡くし、父親からも愛されなかった家庭環境のため、身近な人を大切にする性格でした。

その後大切にしていた親友に裏切られますが、そうした過去の経験もあることでいっそう仲間への感受性が高くなったのかもしれませんね。

命が懸った局面で、トリッシュの傷を、人のことを自分のことのように思えるのは、なかなかできることじゃないですよね。

フーゴの離脱

フーゴはブチャラティにボスとの間にあったことを伝えられても、他のメンバーとは異なり、残る決断をしました。

 

フーゴの下した決断は、判断としては正しいと思います。

これまでの組織のあり方やボスの制裁を考慮すると、ボスを裏切ってトリッシュを守り通し、なおかつボスを倒すのは現実的ではないと考えるのが普通です。

同じ状況になったら、フーゴのような判断をするのではないのでしょうか。

そういう意味ではフーゴはやはり頭がよく、冷静に物事を見すぎてしまうのかもしれません。

 

ただ、ジョルノが入団する前からこれまでフーゴが彼らと過ごしてきたこと、先週のブチャラティに対するセリフもを考えると、今回のフーゴの決断は非常に複雑な心境にさせられます。

 

また、フーゴが最後にボートを眺める場面では、

僕は こんな馬鹿げた裏切りにのれない 正しい馬鹿には なれない

というアニメオリジナルのセリフが追加されていました。

原作ではフーゴは動揺しつつも上記の最後のセリフがなかったので、事態を冷静に受け止めてきっているのようにみえなくもないです。

今回の上記のセリフには、心の葛藤が表れおり、心の底では協力したい気持ちがあることうかがえます。

まとめ

ジョルノはブチャラティの精神的支柱であり、強固な信頼関係が築かれている

トリッシュの傷が付いていくための最後の一押しになっており、ナランチャの仲間思いな、人を思う性格が表れている

ボスや組織のこれまでのことを考えると、フーゴの判断は冷静で客観的なものであるためその決断も正しい

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!

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