縄跳びは運動やダイエットとして効果があるの?行う際の注意点についても

縄跳びは子どもの頃はよく使って遊んだりするので身近です。
しかし大人になってからは跳ぶ機会はほとんどないのではないでしょうか。
そんな縄跳びは、近年健康に対する関心がより高まっていることもあり、
縄跳びが大人のための運動として注目されています。
今回は縄跳びが運動やダイエットとして効果があるのか、その注意点について掘り下げていきたいと思います^^
縄跳びの効果は?
縄跳びは効率のいい有酸素運動と言えます。
有酸素運動によって脂肪燃焼が始まるのは、運動を開始してから20分後と言われています。
よって脂肪燃焼には少なくとも20分の運動が必要になります。
しかし縄跳びで運動を10分間行うと、ジョギング30分間のカロリーが消費されると言われているそうです。
ジョギング運動を行った場合の1/2時間で脂肪燃焼が期待されるので、効率的ですね。
縄跳びによって得られる効果はいくつかあります。
1つ目は、バランスをとらないと跳び続けることができませんので、体幹が鍛えられます。
2つ目は、跳躍で臓器が刺激され、腸の運動が活性化されて便秘の改善に効果があります。
3つ目は、軽いジョギングよりも運動効果があるため、心肺機能が鍛えられます。
4つ目は、心肺機能の向上で血流と基礎代謝が良くなり、体脂肪が燃焼されやすくなります。
5つ目は、血流と基礎代謝が良くなり、手足の冷え症改善の効果があります。
このほかにも、縄跳びは下半身を使う運動なので、体の筋肉の多くを占める太ももやふくらはぎが鍛えられ、しっかりとした足腰の基盤を作ることができます。
子どもの頃は意識しないですが、このように縄跳びはすごくメリットのある運動であることがわかりますね。
縄跳びの運動やダイエットはどんなふうにする?
久しぶりに縄跳びをやってみると、意外と疲労する運動であることがわかります。
そこでこちらでは初期に行う運動として、2通りの方法をご紹介したいと思います。
1つ目の方法は、1分間60回を1セットとして、これを1日5~10セット行います。
1セットが終わるたびに休憩(30秒~1分)し、休憩が終わったら再びもう1セット…というように5~10セット分繰り返し行います。
2つ目は、
2分間120回を1セットとして、これを1日5セット行います。
こちらは休憩時間は30秒です。
運動時間が少ないように感じるかもしれませんが、
久しぶりにやると意外と疲労すると思いますので、最初はこのくらいの量から始めるといいのかなと思います。
場合によっては運動後に筋肉に痛みを感じたり、体力の関係もあるので、
1日おきに運動するとか、自分に合ったセット数を設定するなど柔軟にやり方を変えましょう。
また、このほかにも「エア縄跳び」という方法があります。
エア縄跳びでも縄跳び運動のような効果があるそうなので、
縄跳びが苦手な場合はこちらの方法を試してみるのもいいのかなと思います。
ちなみにエア縄跳び用の持ち手は売っています。
手ぶらで跳ぶだけではなく、そういった用具を使用してエア縄跳びをするのも
縄跳びで運動する際の注意点は?
縄跳びは跳躍する運動方式をとるので、膝や腰に負担が掛かってしまいます。
膝や腰は怪我をしてしまうと特に生活に支障が出やすい部位ですし、
その後の運動にも悪影響が出ます。
そのため、なるべく膝や腰に負担をかけないような対策が必要です。
基本はどんな運動もそうですが、当たり前のことを怠らないことです。
運動前・運動後に準備体操やストレッチを入念に行うことや、
お湯につかって筋肉を温めることです。
アスファルトでは膝や腰にかかる負担が大きいので、できれば土の上や体育館などで行う方がいいでしょう。
シューズも薄手のものよりは、衝撃の吸収性が高い素材でできたものを履くといいと思います。
跳び方でも注意できることがあります。
膝を使って跳ぶのではなく、足首の動きを使って跳ぶことで膝の負担を減らすことができます。
以上が怪我防止の注意点になります。
また跳ぶうえで注意することは、腕と持ち手を低くして回すことです。
これはあまり腕を上下させると接地面が少なくなり、引っかかりやすくなるからです。
まとめ
・縄跳びは効率的な有酸素運動で、健康にも効果的である
・最初は1分間60回を1セットとしてこれを1日5~10セット、2分間120回を1セットとしてこれを1日5セットを目安に行う
・膝や腰に負担がかかるのでストレッチや跳ぶ場所、シューズなどの負担軽減対策が必要
最後まで読んでいただいてありがとうございました!