チョコレートは体に良い?脳や肌への効果は?
チョコレートは脂質や糖質が多く、体に良くないというイメージがあります。
しかし近年はチョコレートには健康効果が期待されているようです。
今回はチョコレートは本当に体に良いのか、
脳や肌への効果について掘り下げていきたいと思います!
チョコレートは体に良い?
チョコレートといえば、一般的には糖質と脂質が多く含まれたお菓子なので、
体に悪いというイメージがあります。
子どもの頃に食べ過ぎて注意されたり、肌が脂っぽくなって荒れたりしたことがある方もいるかと思います。
私も小さい頃は甘いものが好きで、食べていると肌荒れになったので、
そういった印象を抱いていました。
しかし近年はチョコレートに含まれているカカオポリフェノールという成分の効果が、
健康に期待されているようです。
なのでチョコレートそのものというよりは、
チョコレートはカカオポリフェノールが含まれている食品だから良いということのようです!
また、高カカオの方が効果がより期待できるそうです。
脳への効果は?
まずチョコレートのカカオポリフェノールの脳に対する効果を掘り下げていきます。
カカオポリフェノールには記憶力を上げる効果が期待されているようです。
記憶力をつかさどる海馬の中には、
BDNF(Brain-derived neurotrophic factor)という記憶形成に関わる物質があり、
カカオポリフェノールは記憶力の働きを増進させる効果があるそうです。
こちらについては、アメリカの大学で研究が行われたそうです。
実験の内容は、カカオ70%のチョコレートを被験者に1週間毎日摂取してもらったところ、
被験者は認知や記憶、集中力に一時的にいい影響が出たと述べたのだそうです!
このように仕事や勉強のパフォーマンスの向上の一助になってくれる効果あるとは驚きですね。
勉強の休憩にチョコレートを食べると、甘いものを食べることでリラックス効果があると聞いたことはありましたが、
そうではなく、ちゃんと記憶力や集中力の観点から必要で効果のあるものだったんですね~。
ただ、カカオポリフェノールは代謝が速いので、
効果を継続するには一日の間に5回くらいに小分けにして食べると良いそうです。
肌への効果は?
チョコレートのような甘いものはニキビや肌荒れの原因と考えられがちです。
しかしチョコレートがそれらの原因であるという医学的根拠はないそうです。
むしろ、チョコレートの効果を上手く利用すると、美肌効果が期待できるのだとか!
シミやしわの原因は、紫外線を浴びることによって活性酸素が溜まり、肌が酸化するからですが、
高カカオポリフェノールのチョコレートには肌の酸化を防ぐ効果があるようです。
腸にも良い?
また、チョコレートは意外にも食物繊維が多いようです。
可食部100gあたりの食物繊維量を比較したところ、
ゴボウ―5.7g
チョコレート―3.9g
さつまいも―2.2g
という結果になったそうです。
さらに高カカオポリフェノールのチョコレートだと食物繊維量がもっと多いと言われています。
チョコレートは単純に甘くておいしいと思っていましたが、こうした食物繊維が多いといった健康効果があるのは意外ですね!
この食物繊維の多さを利用し、腸内環境も改善も期待されているのだとか。
というのも、ヨーグルトには善玉菌が含まれています。
食物繊維は善玉菌のエサになるので、善玉菌が活性して、相性がいい食品のようです。
チョコレートが健康の観点からこんなに効果のある食品だとは思いませんでしたね!
ただし、あくまでもカカオポリフェノールが多いのが前提で、脂質や糖質の多いものだと、
それは別の話になってくると思います。
また、健康のためといって食べ過ぎたら、逆効果で体を害します。
そういった部分には注意が必要かな~と思います!
まとめ
・チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは健康への効果が期待されている
・カカオポリフェノールは記憶力の働きを増進させる効果がある
・高カカオポリフェノールのチョコレートには肌の酸化を防ぐ効果がある
・チョコレートは食物繊維が多く、ヨーグルトと一緒に食べることで腸内環境の改善が期待される
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!