ドラゴンボール改はひどいと不評?タイトルの意味と由来は?
ドラゴンボールは現在までの間に多数のテレビアニメシリーズがあります。
近年はドラゴンボール改、ドラゴンボール超の放送、
また映画が公開されたことで、現在も子どもたちからの人気を集めています。
今回はそんなドラゴンボールのアニメシリーズの改はひどいと不評なのか、
タイトルの意味と由来について深掘りしていきたいと思います。
ドラゴンボール改とは
『ドラゴンボール改』は、ドラゴンボールのテレビアニメシリーズの1つです。
こちらは『ドラゴンボールGT』の次に制作されたテレビアニメシリーズで、
『ドラゴンボールZ』のデジタルリマスターによる再編集版になります。
物語は、『Z』のリマスターなのでサイヤ人編、人造人間・セル編、魔人ブウ編になります。
放送期間は、
第一期のサイヤ人編~人造人間・セル編が2009年4月5日~2011年3月27日(全97話)、
第二期である魔人ブウ編が2014年4月6日~2015年6月28日(全61話)です。
放送日時はどちらも毎週日曜日の9:00~9:30です。
こちらの作品には特徴がいくつかあります。
一つ目は、『Z』の時に見られた引き伸ばしやオリジナルストーリーをカットして、
展開をスムーズにして原作に近い形にしていることです。
二つ目は、OP、ED、BGMなどの音楽を『Z』から新しいものにしていることです。
三つ目は、声優の音声を当時のものを使いまわさずに新しく再収録し、
また、他界された方もいるため新しくキャスティングされた方もいることです。
ドラゴンボール改はひどいと不評?
『改』は、ストーリーについては好評のようです。
というのも、上述したように『Z』の時の引き伸ばしやアニメオリジナルストーリーが再編集でカットされているため、
物語がスムーズに展開して、1話あたり凝縮された内容を楽しめるからのようです。
しかし、『改』はその他の点での批判が目立っているようです。
まず、オープニング曲とエンディング曲がドラゴンボールの世界観に合っていない、
歴代の曲に比べて弱いという意見です。
個人的にはそのようには感じませんでしたが、それは私がリアルタイム世代ではないからかもしれません。
リアルタイムで見ていた方は思い入れもあるため、なおさらそのように感じるのかもしれません。
次にBGMについてです。
こちらもOP・ED同様、それまでのBGMに比べて弱い、合っていないと言われているようです。
そのため印象が薄かったり、各シーンやバトルの迫力を引き立たせていないと言われています。
最後に、一番目立ったのが声優の方々についてです。
こちらはリマスターを機に、声は新規収録しています。
その際、他界などの理由で起用された新規声優がキャラとミスマッチしていたり、
既存の作品から続投している方々についても、年齢による衰えで迫力がないなどの意見が見られました。
当時たまに見ていた時には、個人的にこれらのマイナス意見は気になりませんでした。
ですので、全体を通して考えると、気にすることなく楽しめるのではないかな~と思います。
タイトルの意味と由来は?
鳥山さんは、アニメシリーズの『Z』・『GT』のタイトルを名付けてきました。
『改』も同様に、鳥山さんが名付けたようです。
では一体どういう意味なのでしょうか?
『ドラゴンボール改』の“改”には、“『ドラゴンボールZ』を改めて見みてほしい”という意味が込められているようです。
こちらは企画の森下孝三さんの著書である、
『東映アニメーション 演出家40年奮闘史 アニメ『ドラゴンボールZ』『聖闘士星矢』『トランスフォーマー』を手がけた男』の、
「第7章 格闘!『ドラゴンボールZ』 『ドラゴンボール』のリニューアルと鳥山明」の150ページに載っているようです。
現在の子供たちの中には、『改』がきっかけでドラゴンボールが好きになったり、
興味を持った子もいると思います。
また、原作や『Z』をリアルタイムで見ていた人達も、
家庭を持っていて子どもと一緒に見たりなど、何らかの形で『改』を見る機会があったかもしれません。
そして、当時感じた事とは異なる感想を抱くかもしれません。
そう考えると、改めて見てほしいというタイトルは、とても素敵な意味ですね!
まとめ
・『ドラゴンボール改』は、『Z』のデジタルリマスターによる再編集版。ストーリーは、サイヤ人編、人造人間・セル編、魔人ブウ編である。
・『改』のストーリーは好評のようである。しかしその分、細部に対する批評が見られる
・“改”には、“『ドラゴンボールZ』を改めて見みてほしい”という意味が込められ、これが由来になっている
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!