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【ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風】第25話の感想 トリッシュ対ノトーリアス・B・I・G

 
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現在テレビアニメが放送中の『ジョジョの奇妙な冒険』第5部・黄金の風。

4月6日(土)には、第25話が放送されました。

 

ジョルノ達はボスの正体を突き止めようとサルディニア島に向かいましたが、

敵スタンドに襲われて次々と戦闘不能になりました。

はたして一行は無事にサルディニア島に着けるのでしょうか。

 

今回はそんな第25話の感想についてまとめようと思います。


原作の何巻の何話?

アニメの第25話は、原作では単行本の第58巻に収録されています。

 

区分:第98話 ノトーリアス・B・I・G その⑤~第101話 スパイス・ガール その②

 

話数は単行本には表記されていないので、『ジョジョの奇妙な冒険 公式アプリ』に基づいて表記しています。

感想

トリッシュの意志と決意



※この項目はネタバレを含みます。

ジョルノは左腕ごと犠牲にして、ノトーリアス・B・I・Gを追い払いました。

しかし、ノトーリアス・B・I・Gはより速く動く対象を喰らう性質のため、飛行機にひっついて再び機内に侵入してきました。

そして、ノトーリアスはゴールド・エクスペリエンスの能力で左腕に変わりつつあるてんとう虫のブローチを狙います。

 

この時トリッシュその場に居合わせて、ブローチを守りきればジョルノ、ナランチャ、ミスタを復活させられると思う一方で、

自分には何もできない、下手に動けば殺されてしまうから隠れよう、と心の中で葛藤します。

その後も、リクライニングシートのスイッチを押して、座席が後ろに倒れている隙にブローチを取ればいいとも考えましたが、保身の考えを言い聞かせていました。

 

しかし、最後は頭で考えるよりも行動の方が速く、座席のスイッチを押していました。

 

頭の中に並べた保身の考えではなく、座席が倒れてる間にブローチを取りに行くことを選んだという行動が、トリッシュの本音をなによりも示していますね。

 

スパイス・ガールも「(トリッシュは)左腕を守ろうとすでに決心している」指摘しており、

トリッシュ自身が心の奥底ではどうしたいのかが決まっていたことがうかがえます。

 

追い込まれた状況では本心で行動するのはなかなか難しいですが、

うわべだけに囚われて自分の本心を覆い隠したり、見失ったりしないようにしたいですね。

また、トリッシュでいうところのスパイス・ガールのように、後押ししてくれる存在は大きいかもしれませんね。

 

また、不死身のノトーリアス・B・I・Gにエンジンが吸収されて墜落の危機にさらされ、ブチャラティやアバッキオが動揺する中で、動じることなくコックピットに突っ走ってくる迷いのなさは見習いたいですね。

 

一戦を終えて強まった意志の固さや迷いのなさは、後々の最終決戦でのトリッシュがディアボロに屈さなかったそれを彷彿とさせており、精神的なたくましさを感じさせます。

スパイス・ガールの気性の荒い一面

作中では、何人もの登場人物がスタンドは本人の精神を反映していると言っています。

それはスタンドであるスパイス・ガールも、トリッシュの前に現れた時に同じようなことを言っています。

 

そのスパイス・ガールはノトーリアス・B・I・Gを倒す時、それまでの礼儀正しくて落ち着いた立ち居振る舞いと打って変わって、言葉遣いが荒く、ノトーリアス・B・I・Gに容赦がなかったですね。

(もちろん命がかかってますし、ジョルノやナランチャ、ミスタを戦闘不能にしたほどの強敵ですから、容赦ないのは当たり前といえば当たり前なのですが)

 

精神を反映しているということは、トリッシュにもそのような一面があると言えますね。

なので、トリッシュをあまり怒らせないほうがいいかもしれませんね。

まとめ

25話の原作単行本での区分は、第98話 ノトーリアス・B・I・G その⑤~第101話 スパイス・ガール その②

トリッシュは意志の強い人物であり、25話では精神的に成長する姿や意志の強さが描かれている

スタンドは本体の精神を反映している。スパイス・ガールは気性が荒い一面があるので、トリッシュを怒らせないほうがいいかもしれない

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!

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